火起し材料の加工作業を体験して
9月14日(木)体験交流室にて、ボランティアによる日曜体験コーナーなどで使用される火起しの材料、杉の皮の加工作業が午前中行われた。
「火起こし」とはまいぎりという道具の先にうつ木をつけ、下に置いた杉板の穴を摩擦して火種ができたら、その火種を杉皮の入った容器に移して、息を吹きかけて火をおこすという体験である。
その杉の皮を丸く太い小槌みたいなもので叩いて柔らかくしてから、細かく裂いて乾燥させる。また、袋に入っている杉皮の破片をテーブルのビニールシートの上に広げ、軍手をはいて両手でもみほぐし、いい部分だけを取り出す。木くずが手に刺さるし、思いのほかはかどらない。普段何気なく体験コーナーで杉の皮で火を起こしているが、目に見えない所での作業に参加してみて、先輩達の苦労がわかった。2年目のボランティアの初参加の体験でした。(金沢)