作品展開催によせて
昨年12月2日~4日まで、八戸市美術館で縄文是川ボランティアの日頃作成した作品展を開催しました。
縄文時代の国宝に指定された、土器・土偶などを再現した作品は見事な仕上がりで大変すばらしく感動しました。自然材料で作られ、色彩を使用していないのに独特のモノトーンの世界が感じられ、みがきや寸法の違い等で表情に変化が見られ、ボランティア個々の作り方の個性が現れている作品で職人技だと思います。
自分自身初めて見る先輩ボランティアの作品は縄文館では見る事のない物もあり、この作品展は多くの方に見てもらわなければと思い、知人や期間中に会った人達に声がけをしました。3日間で250名あまりの来場者の中には県外のお客様も見られ、多種多様の作品をご覧頂けたようでした。野焼きパネル写真から仕上がりまでの工程、カラムシ刈りから編布の模様まで質問されたボランティアもいたようです。
会場ではボランティア活動の内容を紹介したボランティア募集のチラシも配布しましたので、今回の作品展により、更に多くの市民の方に縄文是川ボランティア活動に興味を持った方が、活動の仲間になってくださる事を期待します。先輩ボランティアの作品に感動された後輩ボランティアの皆さんの作品作りへの意欲が更に増したことでしょう。
開催に協力頂いた縄文館のスタッフ、統括された役員、作品展示に協力頂いた全ボランティアの皆様のお陰で成功に終えられたと思います。(高橋)