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サポートスタッフ研修会②

1月30日(土)に2回目の研修会が開かれました。1回目(1月23日)のオリエンテーションに続いて、今回は滑石の勾玉作りと火起こしの実習でした。
講義では縄文時代の装身具や火起こしの歴史について説明がありました。縄文時代の装身具は草創期からあり、早期にはすでに様々な材料(動物の骨、シカの角、木、滑石、ヒスイなど)を使い、様々な形の装身具が作られていたことを学びました。縄文時代の装身具に利用される滑石はやわらかく加工がし易いことから、日曜体験学習で使っています。
さっそく、先輩ボランティアが実習講師となり、勾玉作りが始まります。角のある長方形の滑石を紙やすりで削って見本の形状に整えていきます。やわらかいので削り過ぎないように丁寧に角を取ります。新しく体験する3人の方にはボランティアが付き添い、1時間足らずで完成。見本があるとはいえ、皆個性的なペンダントになりました。
次に火起こしの体験。3人の方が舞錐を使った火起こしを体験。ベテランが歴史・やり方を手ほどき、皆さんすぐコツを学んで錐を回し、火種を作れました。コロナ禍で今は此処まで。次回は展示解説研修になります。(畑)

滑石の勾玉作り

 

火起こし実習