平成25年度企画展考古学講座を開催しました。

11月9日（土）に、平成25年度秋季企画展「縄文時代の津軽半島」の開催にちなんだ考古学講座を開催しました。

講師には青森県史編さん専門委員の福田友之先生をお招きし、津軽半島で育まれた縄文文化の特徴についてご講演いただきました。

福田先生は、これまで津軽海峡をめぐる、北海道と北東北といった地域間での文化交流について研究をされており、また先生ご自身も津軽半島の縄文遺跡の発掘調査に多く携わっておいでです。

ご講演では、縄文時代各時期における津軽半島の遺跡の様子が紹介されるとともに、北海道地域の縄文人が移り住んだと考えられる遺跡や、大陸文化との関係を想起させる出土品などについて詳しく解説していただきました。

秋季企画展「縄文時代の津軽半島」は、11月24日（日）まで開催していますので、まだご覧になっていない方は、ぜひご見学ください。

また、12月からは、是川縄文館考古学講座の後期日程がスタートします。詳しくは今後、是川縄文館HPなどで告知してまいりますので、ぜひご期待下さい！