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編布学習会に参加して

7月11日(木)の午前中、衣食班主催の「編布学習会」に参加しました。ボランティアガイド3年目にしてはじめての参加。私は展示品のガイドには、編布の体験はしなくてもできると思っていたのですが、衣食班の先輩から「ガイドをするには編布の体験しておくと役に立つから」と勧められました。
今回は「シナノキの皮の繊維で縄文の布を作ろう」でした。参加者10数名の中で私だけが初めてなので、今回の講師である加藤先輩の指導のもと作業に取りかかりました。編台の桁に乗せる2個のコモ槌に縦糸(麻)を結びつけるのですが、これが簡単そうに見えて難しい。手本を示してくれるのですが、自分でやって見ると結べない。丁寧に教えて戴き10本の縦糸が出来、横糸のシナノキを編んでいく。縦糸、横糸を交互に編み込み、途中横糸のシナノキが無くなると継ぎ足す。次第にやり方も慣れてきて「上手、上手」と褒められ、2時間程かけて10センチ位の、Myコースターが出来た。作品を見て、無から形が出来上がったことに感動!
13日から始まった特別展「縄文の編組の探求」もより関心が深まってきた。これからもいろんなご縁を大切にしていきたい。ありがたい編布学習会でした。
(金沢一雄)