カラムシ刈りとおひき
7月17日・18日の2日間で衣食班によるカラムシ刈りとおひきが行われました。
17日は分館のカラムシ畑に9時30分集合で8名の参加です。慣れた手つきでさっそく刈り取り作業を開始。刈り取った100本近くのカラムシの葉を落し、茎だけを本館の体験交流室に運び、タライに入れて水に浸します。浸したカラムシは茎から皮を剥ぎ取り一本ずつ皮を緩く結んでおきます。それをお引き用具を使って引いていきます。茎の表皮から緑色の部分を削ぎ落とし白い繊維だけを取り出すのです。これが大変な作業で足・腰・腕が疲れます。今回は参加された方が少なかったことで、余計に大変に感じたかもしれません。翌18日は7名の方が参加し、朝から一日中お引き作業を頑張りました。カラムシの皮が細かく裂けていると、お引きする時に繊維が絡まったり切れたりして上手に出来ないのです。どのように皮を削いだら良いのか先輩の手先を見様見真似しながら、とても難しい作業でした。
皆さんが白い艶のある綺麗なカラムシの繊維が取れるように、色々調べて試してみたり、他所に見学に行ったりした事を聞きその熱意に驚きました。大変な作業だと感じましたが、また次回もぜひ参加したいと思います。(八木田)