笹ノ沢(4)遺跡の発掘調査を行いました
4月4日から6月30日まで、工業団地開発に伴う笹ノ沢(4)遺跡の発掘調査を行いました。
遺跡は八戸市中心部から北西に約5km、馬淵川と五戸川に挟まれた標高75mの丘陵上にあります。
調査では竪穴建物跡が2棟みつかり、そのうちの1棟は奈良時代のもので一辺約8mの大型の建物跡でした。
この竪穴建物跡には2度建て替えた痕跡があり、初めは一辺6mほどだった建物を一辺8mの建物に広げていく様子を確認しました。
今回の調査で、2018年から続けていた工業団地開発に伴う発掘調査は終了しました。