是川中学校での野焼き
10月28日、是川中学校の野焼きに初めて参加しました。野焼きは校庭で各学年に分かれて行われ、縄文館から行った学芸員とボランティア5名の計6名は2名ずつに分かれて担当しました。8時30分ごろ学校に到着したら既に、野焼きの場所(窯)の地面が暖められており、生徒たちは窯の周りに薪を運んでいました。8時45分から開始の挨拶があり、作品を並べ、火入れ式の後、薪に点火、徐々に火力を強くしていき、最後は薪で作品全体を覆うようにして強く加熱した後、自然冷却、昼食後は作品の取り出し、後片付けと締めくくりの会がありました。
私は3年生の創作作品と一部は是川小学校の子供たちの土器を焼く窯の担当でした。およその作品は無事でしたが、中央部に配置した何個かの作品は割れたものもあり、申し訳なく思いました。来年は作品の配置や薪のくべかたなどに工夫を凝らし、作品の破損を減らしたいです。当日は好天に恵まれ、生徒たちはてきぱきと気持ち良く作業をしてくれ、疲れも心地よいものでした。(村中)