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からむし刈りとおひき作業

去年、千葉県から移住し、是川縄文館のボランティアとして、衣食班に入り、1年と4ヶ月経過しました。
初めは「カラムシって何?」「これから繊維が採れるの?」と何もかもが初めての体験で、あっという間に過ぎた1年目。興味のある作業が多かったので今年も衣食班に入り、夏のカラムシ刈りは2回目になります。カラムシは縄文学習館の敷地に栽培品種ラミーと一緒に植えてあります。
7月28日朝9時から暑さの中、カラムシの刈り取りを始めました。私は2回目という事もあり葉の形でラミーとカラムシの区別がつくようになり少し進歩したかな?
午前中で刈り取りが終わり、午後からは全員(11名)でおひき作業に入りました。
「おひき作業」は カラムシ・ラミーの茎をスクレーパー(金具)でしごいて繊維を取り出す作業です。刈り取ったカラムシ・ラミーは量が多くて、翌29日も朝からおひき作業を続け完了しました。
カラムシ刈りの時は腰が曲がり、おひき作業は立ちっぱなしで膝が曲がらなくなるなど疲れましたが、乾燥させて出来上がった綺麗な繊維を見ていると早く織ってみたくなりました。9月の「縄文の布で編む講座」が楽しみです。(加藤)