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一王寺遺跡の発掘調査はじめました。
今年度も一王寺遺跡の発掘調査がはじまりました!
今回は、①縄文時代に営まれたムラはどれくらい広く、何がつくられていたのか、
②一王寺遺跡の地形や土層の成り立ちといった2つのことについて知るために調査を進めていきます!
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調査は、遺跡南側に位置する昨年の調査地点のつづきからはじまりました。
調査地点を決めて、植物が生い茂る表土を重機などで掘削していきます。
もちろん、遺跡を必要以上にこわさないように、慎重に掘っています。
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表土の掘削が終わったところから発掘スタッフが入って少しずつ、しかしてきぱきと、土を削るように掘っていきます。
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昨年までの発掘調査で、一王寺遺跡では縄文時代から弥生時代、古代にいたる活動の痕が確認されており、
どの土層で当時の人びとが地面を掘りこんで建物を建てたりしていたか、ある程度わかっています。
まずはそうした人びとの活動の痕がわかる土層まで掘り進めていきます。
調査によって一王寺遺跡の当時の姿にどこまでせまっていけるか、スタッフ一丸となってがんばっていきます。
次回のレポートをお楽しみに!