3月の野焼きを行いました
3月27日(土)に今年始めての野焼きを行いました。当日は快晴、最高気温は9℃、湿度53%北東の風4.6mで野焼きに適した天候でした。
野焼きは最初に地面を空焚きしてあたためてから土器を並べます。急に温度が上がると土器が壊れてしまうため、少しずつ薪を入れ、じわじわと火力を強めます。通常、土器は焼きはじめると薪からでるススが全体に付き、温度が上がると熱でススが消え、しだいに赤みのある色合いに仕上がります。
粘土で作品を作り、1か月以上乾燥させた後に野焼きするまで40日くらいの期間が必要です。そして最後の野焼きの時に、作品が壊れることなく焼きあがり手にとると、これを作った時の気持ちを思い出し、何とも言えない喜びがこみ上げてきます。(谷内)