第6回ガイド学習会「中居の低湿地調査」
2月27日(土)に是川縄文館の宇部則保氏から、是川縄文の里整備計画に関連して、平成11年に氏自身が携わった中居低湿地の発掘について、多くの現場写真を中心に講演をしていただきました。漆塗り容器の発掘直後の赤色の鮮やかさや、先端がY字型の木柱発掘のエピソード、トチの実やクリの食べ殻が黒く土壌状に変化した特殊泥炭層とも呼ばれた地層の状況などを知ることができ大変参考になりました。今後、中居遺跡の低湿地について今までよりも余裕をもってガイドできるのではないかと思いました。(村中)