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シカの角でペンダント作り教室

9月19日(土曜日)に「シカの角でペンダント作り教室」が行われました。小学生から大人まで20名の方が参加しました。
材料のシカの角は、加工し易いように数週間前から水につけておいたものです。その角をボランティアと縄文館職員が輪切りなどの形に切って用意しました。
気に入った角を選び、金属のヤスリを使って好きな形に削っていきます。シカの角は硬いので削るのに力が入ります。角の外側の茶色が削れて白くなってきます。2時間かけて削り・磨きました。紐を通す穴をあけてペンダント完成です。
シカなどの動物の骨や牙、角などから作られた道具は骨角製品(こっかくせいひん)と呼ばれ、八戸市の長七谷地貝塚からは、今から8,000年前の縄文時代早期の釣針や銛などの漁労の道具や、針、かんざしなどが見つかっています。
木より固いけど石よりやわらかい骨角製品、縄文人はどうやって細かい針やかんざしを作ったのでしょう。(音喜多)