これかわ考古学クラブ①・②活動報告
縄文時代のことや是川遺跡のことを楽しく学べる小中学生向けの講座として、これかわ考古学クラブを毎年全6回の日程で実施しています。今年は「縄文土器」をテーマに開催しています。詳しくはこちら→
8月1日の考古学クラブ①「バックヤードツアー」と、9月12日に行った考古学クラブ②「縄文土器を観察する」の様子を紹介します。
〇考古学クラブ①「バックヤードツアー」8月1日実施
是川縄文館では市内の埋蔵文化財の調査を行っています。はじめに埋蔵文化財センターの役割を学んだあとに、普段は入れない縄文館の裏側を探検し、発掘された出土品が調査報告書にまとめられるまでの工程や、それにかかわる学芸員の仕事を学びました。
〇考古学クラブ②「縄文土器を観察する」
縄文土器は一言であらわすと「縄文時代に作られた土でできた焼き物」ですが、縄文土器を観察することで、たくさんのことがわかります。
土器についている模様や手触り、胎土の色や混入物など、短い時間ではありましたが、多くの特徴を観察してくれました。
拓本と断面図も作成しました。断面図の作成では、前回のバックヤードツアーで発見した実測道具も再登場しました。
これかわ考古学クラブ③「土器編年ってなんだろう?」は10月3日開催です。今回学んだことをもとに土器編年に挑戦します!