発掘調査が始まりました
昨年度に引き続き8月から、史跡「是川石器時代遺跡」の内、一王寺遺跡の内容を確認するための発掘調査が始まりました。
一王寺遺跡は、縄文時代前期から中期を中心とした集落遺跡です。これまでの調査により、前期には貝塚が作られ、さらに中期にかけて土を盛った捨て場や竪穴住居、貯蔵穴などがあることがわかっています。
昨年度からの発掘調査は、各時代のどういった遺構がどのような範囲に広がっているのかを調べるために行っています。
今後、発掘調査のようすをリポートしていきますので、お楽しみに!
1.発掘準備
発掘調査の計画をもとに、トレンチ式の調査坑を作ります。
遺物や遺構が見つかる地層までの深さを知るために、小さく試し掘りをします。
暑さ対策として、テントに寒冷紗をつけて休憩場所を作りました。
またcovid-19対策として、テント内でも間隔を開けて休憩をとります。