7/11に杉皮作りをしました
是川縄文館では、「舞ぎり法」で火起こしの体験ができますが、その際に着火材として使用する杉皮を今年も作りました。
まず乾燥している杉皮を水に浸し、少し柔らかくしてから木槌でさらに柔らかくなるまでひたすらたたきます。次に、柔らかくほぐれた杉皮を手でもんで、細い繊維状になるようにほぐします。木槌でたたく作業は重労働なので男性が行い、女性は手でもんでほぐしました。
この工程を流れ作業で行うと、バキバキに硬かった杉皮がモワモワした繊維のかたまりに変わります。ただ、少し湿っているので、乾かしてから着火材として使用することになります。
今回作った杉皮は、8月19日の縄文まつりでおそらく無くなるだろうということなので、また秋に作ることになりそうです。(安達)