KorekawaIs

10/24トチの実を食べる教室が開催されました。

トチの実は、これかわ縄文まつりでトチ餅として生まれてはじめて食べました。今回は、ひっつみ鍋など数種類の献立を準備して、一般の方がたといっしょに調理していただくという企画でした。
前日、熱湯につけておいたトチの実を石で割る作業からはじまり、「縄文人になったみたいだ・・・・!」との声も聞こえました。
当日、体験教室に参加した人のなかには、昨年に引き続き2回目という方もおり、それぞれ興味津々といった様子でした。灰汁作りや皮むき、水さらし、アク抜きなどの作業を行いながら疑問や質問を学芸員や先輩ボランティアに投げかけていました。
トチ餅、こざわし餡、こざわし羊羹、こざわし入りひっつみの調理メニューを参加者に体験していただきながら、手際よく、予定通りに完成させておいしく会食しました。みなさん、満足そうに縄文時代に思いを馳せながら会話もはずんでいました。
10日前から準備を進め、細かな工程を見るにつけ、手間ひまをかけておいしくいただけることを実感しました。

(山下)

トチの実を食べる教室のようす