9/21シカの角で釣針作り教室に参加して
是川遺跡の一つである、縄文時代前期から中期の一王寺遺跡(今から6000~4000年前)から、 骨角製の櫛やヘアピンなどの装飾品とともに、釣針などの漁労具もたくさんみつかっています。
小型で細く頑丈な道具をつくるために、多く骨や角で作られています。
さて、「シカの角で釣針作り」に参加しての感想は、「大変」この一言に尽きます。
現在の道具を使って2時間の作業で、シカの角の加工も、ベテランボランティアの方のお力を多いにお借りしての作品です。
釣針に見えますか?
見える方は、素晴らしい想像力をお持ちの方です。
今までは、「これは、シカの角でできています。」と説明を受けても、「ふーん そうなのね」でしたが、この体験をしてみて本当にすごいことだと感じました。
縄文人は、どんな道具でどのように工夫をして加工していったのでしょうか。
どれほどの時間をかけて完成させたのでしょうか。
またもや思いは縄文時代に飛びます。
縄文人は、本当に素晴らしい!!
(野坂)