ウルシを濾した布
「縄文の謎」展示室にある「是川の技を探る」コーナーの展示ケースの中に、ウルシ入りの土器と一緒に、不純物を取り除くためにウルシを濾してしぼった形でみつかった布が展示されています。
この濾した布の編み目が越後アンギンに似ているのだそうです。ここでお客様から「おぉ~ムシロ編むの?」という声が聞かれます。そうです、こちら八戸ではコモツチを使って炭スゴを編むのだそうですが、縄文時代ではカラムシや麻を編んで衣服にしていた考えられています。
「感じいいね、いい色だよね」今につながる布とその編み目にふれてみませんか?
(鶴田)